
こんにちは!
HSP寄りのINFPママです🌷
はじめに(悩み)
私の祖母は、認知症です。
もう孫である私のことも認識できず、会うたびに自己紹介から始まります。
医療が発達し寿命が延びている現代。
だからこそ、「健康寿命」への意識がますます大切だと感じています。
私自身、「老衰で静かに最期を迎えられたらいいなぁ」と思っていましたが、現実はそう甘くないのかもしれません。
祖母の状況を見て、「自分や家族の未来」について改めて考えるようになりました。
今回は、認知症予防に重要な「視覚」と「聴覚」のケアについて、専門的な情報とともにわかりやすく紹介します。
誰でも簡単にできる予防策もあるので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
⚠️白内障や聴力に関する詳しい内容は、かかりつけのお医者さんにご相談ください。
祖母の認知症とその背景(原因・環境の変化)
私の祖母は、地域活動や子ども会などに積極的に参加していた人でした。
80歳を過ぎても、何かしら地域とかかわっていたように思います。
しかし、コロナ禍で外出が制限され、同居している父からも「感染したら大変」と言われ、次第に閉ざされた生活へ。
そのうち、私たち孫も家庭を持ち、仕事や育児に追われて会う機会が減っていきました。
「誰にも世話にならないのが自慢」だった祖母も、今では介護施設でロングショートステイ中です。
- 徘徊による保護
- 転倒によるけが
- 食事の拒否
こうした状況が重なり、同居していた父も限界に達して福祉のサポートを受けることに。
家族の顔も分からなくなってきているのに、それでも「家に帰りたい」と言う祖母。
祖母の幸せとは何かを考えると、胸が痛みます。
「認知症になってから」ではなく、なる前からできることを考えるべきだった──
そんな想いから、今回は認知症予防のヒントをシェアします。
認知症とは?原因と予防をやさしく解説
🧠 主なタイプと原因
| タイプ | 原因 | 特徴 |
|---|---|---|
| アルツハイマー型 | アミロイドβが脳内に蓄積し神経細胞が破壊される | 徐々に記憶が低下し、生活に支障をきたす |
| 脳血管性認知症 | 脳梗塞・脳出血による血流悪化 | 感情の起伏や症状の波が大きい |
| レビー小体型認知症 | レビー小体という異常タンパク質が蓄積 | 幻視、手の震え、注意力の変動 |
| 前頭側頭型認知症 | 前頭葉・側頭葉の神経細胞変性 | 性格・行動の変化が顕著 |
✅ 予防のための生活習慣
- 軽い運動を週数回(ウォーキングなど)
- 地中海食を意識(魚・野菜・オリーブオイル中心)
- 禁煙・節酒を心がける
- 脳を刺激する活動(読書・手芸・ボランティアなど)
- 社会的交流を保つ(会話・地域活動)
- 生活習慣病を管理(高血圧・糖尿病など)
- 質の良い睡眠をとる
視覚と認知症の関係|白内障手術で脳も活性化?
👁️ 白内障と認知症の関係
白内障による視力低下が、脳への刺激を減らし、認知機能に悪影響を与えるといわれています。
白内障とは?
水晶体が濁ることで視力が低下する、加齢によく見られる疾患です。
視力低下で起こること
- 外出が減る
- 会話や交流の機会が減る
- 趣味への関心が薄れる
- 脳への刺激が減り、認知機能も低下
🔬 研究例
2021年の米国の研究によると、白内障手術を受けた人は認知症リスクが約30%低下。
特にアルツハイマー型認知症に効果が顕著とされています。
✅ 白内障手術のメリット(認知症予防の観点)
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 視覚刺激の回復 | 脳が再び多くの情報を受け取れる |
| 社会的活動の再開 | 外出・会話・趣味がしやすくなる |
| 気分の改善 | 見えることで前向きな気持ちに |
| 自立度の向上 | 「自分でできること」が増える |
聴覚と認知症の関係|補聴器は脳の助けになる?
👂 聴力低下が認知症リスクを高める理由
米・ジョンズホプキンス大学の調査では、難聴のある人は認知症リスクが最大5倍という結果も。
なぜ聴力低下がリスクになるのか?
- 脳への刺激が減る
- 会話の減少 → 孤立・うつのリスク増加
- 聞き取るために脳が疲れる(他の認知機能を消耗)
✅ 聴覚ケアによる認知症予防
🎧 補聴器の活用
- 最近の補聴器は目立ちにくく、スマホ連携も可能
- 使用により認知機能低下のリスクが下がるという研究も多数
📋 定期的な聴力検査
- 40代以降は数年に1度、60代以降は毎年が理想
- 自覚がなくても高音が聞こえていないことも
🗣️ 会話・交流を意識的に
- 家族との会話や地域のサロン・趣味活動への参加が脳の活性化につながります。
💭私の想い|祖母をきっかけに考えた未来
祖母は外の世界とかかわるのが好きな人でした。
それなのに、コロナ禍で閉ざされた生活になってから、心も体も一気に弱ってしまったように思います。
だからこそ、まだ元気な両親や義理の両親には、身体が動くうちに人生を楽しんでほしいと願っています。
- 好きな場所に行く
- 好きな人と話す
- 好きなことをする
その「好き」を大切にすることが、認知症予防にもつながるのだと思いました。
誰かの参考やきっかけになればいいなと思います。🌼
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自己探求×家族×暮らしの雑記ブログです。✍️
この記事を読んでいただきたき、ありがとうございます。
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